京の都で、知的文化冒険のお誂え

京都

「1000年先を見据え、100年後をイメージして、10年後の施策を考える・・。」これは京都のまちづくりのスローガンなのだそう。

「平安京を作ってくれた先人たちが、安心安全なまちを作ってくれたからこそ、今、自分たちが安心して暮らせる!今、まちづくりに携わる我々も、1000年先の子供たちが安心なまちに暮らせるようにするのが、今を生きる我々の使命」と話すのは、京都の伝統とモダン、伝統は革新の連続を具現化する達人、ローカルダイバー京都・キュレーターの島田昭彦氏。

京都の紋章工芸を営む伝統産業家に生まれ、京都の表も裏も知り尽くす京都オリジンの彼は、どんな扉も開けられるネットワーク力を武器に、入洛5回目以上の文化の訪ね人、本質を極めたい人を対象に、着物を誂えるように、共に話し合いを重ねながら、依頼者の京都文化への興味関心と、気分と、好みを和えながら、御誂えの訪問先を共に創っていく。

これがローカルダイバー京都の特筆すべき点だろう。

たとえば、1200年前、桓武天皇が、平安京の街づくりの構想を練るために登ったという、東山三十六峰のひとつ将軍塚と青蓮院(ここは、2015年、島田氏とデザイナー吉岡徳仁氏が、光庵・ガラスの茶室を期間限定で展開したことで有名)

訪ね、1000年前と今のランドスケープデザイン、まちづくりへの想いを巡らせてみる。

築100年の立誠小学校、校舎を取り壊さず、2020年7月、

立誠ガーデンとして再生。

かつて教室だったところに、アートゾーン、ブルーボトルコーヒー、サントリーのビールスタンドなどをインサート、また新風館エースホテル京都など、伝統のバトンを未来に繋ぐ方法、地域との共生をいかに具現化したのか?キュレーター島田氏のインサイドストーリー聴いてみる。

ティーブレイクとして、伊右衛門サロンアトリエ京都で、デンマークのデザイナーが陰翳礼讃と絶賛した、抹茶ビールを飲んで、時間軸を重層的に味わってみる。

夜は、京都の食文化の現在を表現する最先端の『LURRA』で食事。

大原の畑で採れた食材を、NOMAで研鑽を積んだシェフが、薪を使った調理方法で、来店者の心をわしづかみにする。

寺社仏閣を中心にした、

観光Sightseeingはもう終わり。

地域の文化や、洛内の町衆の営みを深耕し、旅ではなく知的探求と冒険。

ワンクリックでは歴史は学べない。

日本人として、1000年を体感し、1000年先を想う。

それは自己と向き合い、内面を研ぎ澄ますことにつながる。

京都オリジンのお誂え、キュレータートークに耳を傾け、知的探求の冒険に出かけてみませんか?

Curator 島田昭彦

 

京都市中京区、家紋を手描きする伝統工芸家に生まれる。京都が嫌いで東京に飛び出し、スポーツ総合誌『Number』を10年間編集。世界100都市訪問。2005年、総合企画会社 ㈱クリップ設立。ヒト、モノ、コト、文化をマッチング、京都、海外で、さまざまな仕掛けを展開、企画監修として、サントリー『IYEMON SALON KYOTO』、ホテル『The Screen』、『ガラスの茶室』『京都市動物園』『立誠ガーデン』など。『ガイアの夜明け』ほかテレビ出演講演多数。京都観光おもてなし大使、京都芸術大学講師。